RCA.Activities.Core.ExecuteNonQuery
説明
このアクティビティでは、非クエリステートメントをデータベース上で実行します。UPDATE、INSERT、DELETE文の場合、戻り値はコマンドが実行される行数です。他のコマンドの場合、戻り値は-1です。
*は必須。
アクティビティの内容
- 接続を構成:接続文字列、データソース、データプロバイダーを設定します。
- Edit Query:実行するSQLコマンドです。このフィールドは、コマンドタイププロパティの選択に従って入力する必要があります。
例:“SELECT* FROM ContactList”
プロパティ
共通
- エラーでも処理を続ける(ブール):エラーが発生した場合でも、自動化を続行するか指定します。TrueまたはFalseの値のみあります。True:アクティビティ内でエラーが発生した場合でも、残りのプロセス実行が続行されるようにします。False(デフォルト):プロセス実行が続行されるのをブロックします。
例:True
- タイムアウト(整数):エラーがスローされるまでにアクティビティの完了を待機する最大時間(ミリ秒)。タイムアウトが切れると、このアクティビティは終了します。デフォルト値:30000(ミリ秒)。(このプロパティはakaBotバージョン2.0.5.3以降でのみ使用可能です。)
接続構成
- 接続文字列(文字列)*:データベースへの接続に使用される接続文字列です。
例:“Server=myServerAddress;Database=myDataBase;UserId=myUsername;Password=myPassword;” - 既存のDBコネクション(DatabaseConnection):データベースを接続とデータベーストランザクションアクティビティから取得された、すでに開かれているデータベース接続です。
このプロパティと接続文字列およびプロバイダ名のプロパティは、相互に排他的です。本プロパティが設定されている場合、他のプロパティは設定できなくなります。 - データプロバイダ名*:データベースへのアクセスに使用されるデータベースプロバイダの名前です。
例:“System.Data.SqlClient”
入力
- パラメータ:SQLコマンドにバインドされている名前付きパラメータの辞書です。バインドは、SQLコマンドで'@parameterName'ステートメントを指定することにより行われます。実行時に、パラメータ名は辞書から取得された値に置き換えられます。
- SQLクエリ(文字列)*:実行するSQLコマンドです。このフィールドは、コマンドタイププロパティの選択に従って入力する必要があります。
例:“SELECT* FROM ContactList”
その他
- 公開(チェックボックス):公開したい場合はチェックを入れます。使用前に、必ずデータセキュリティ要件を考慮してください。
- 表示名(文字列):アクティビティ名。アクティビティ名を編集して、コードをより適切に整理および構造化で名称きます。
例:非クエリを実行 - コマンドタイプ:コマンド文字列の解釈方法を指定します。利用可能なオプション:
・Text:SQLパラメータで与えられたクエリを実行します。
・StoredProcedure:SQLパラメータで指定されたプロシージャ名を呼び出します。
・TableDirect:テーブルから全レコードを呼び出します。
出力
- 影響があるレコード(整数):SQLコマンドの実行結果です。UPDATE、INSERT、DELETE文の場合、戻り値はコマンドが実行される行数です。他のコマンドの場合、戻り値は-1です。